教員・研究スタッフの詳細

山口浩平/助教 博士(工学)

1974年生まれ
所属研究室: 建設設計工学研究室
出身高校: 福岡県立八女高等学校
最終学歴: 九州大学大学院工学研究科 都市環境システム工学専攻博士後期課程修了
専門分野: 構造工学、複合構造工学
主な担当講義: 環境都市工学実験第一、環境都市工学実験第三

【研究のキーワード】複合構造、新素材、軽量コンクリート

はじめまして、山口浩平です。子供の頃は、軽くてしなやかに空を飛ぶ航空機に興味がありパイロットになるのが夢でしたが、今は地上に力強くそびえ建つ橋梁(特に上部工:桁や床版)を研究しています。橋梁に興味を持ち始めたのは、大学生時代のヨーロッパ旅行の際に歴史的に価値の高い多くの橋梁群を見て感動してからです。特に感動したのは、写真にあるTower Bridge(英国 ロンドン)です。
橋梁といっても多くの形式(木橋、石橋、鉄橋、コンクリート橋など)がありますが、私は種々の材料を組み合わせた複合形式(たとえば鉄とコンクリート)の橋梁について研究をしています。
我が国は世界有数の地震国であるため、先人たちの知恵により橋梁を建設する技術は世界トップレベルにあります。橋梁は地震などでも崩壊せずに安全性最優先であることは言うまでもありませんが、戦後の高度成長期に建設された橋梁の多くは老朽化が進み、適切な維持管理対策をとらなければなりません。一方、自家用車やトラックは将来ますます軽量化され、少子高齢化の我が国においては橋梁を通行する車両重量は軽くなると予想されます。
これらの状況を鑑みて、これからの橋梁技術に必要なテーマの一つとして、橋梁の複合化と軽量化について興味を持って研究しています。複合化とは、これまで多用されてきた鉄やコンクリートに加えて、軽くて強い新素材(炭素繊維やガラス繊維など)を適材適所で組み合わせて活用するということです。軽量化とは、車両の軽量化にともない橋梁のコンパクト化および使用する材料の軽量化ということです。
車両が宙に浮く時代はいずれ来るでしょうけど、それまでは橋梁はとりわけ市民生活に欠くことのできない社会基盤構造物ですので、私は橋梁にとても興味を持って研究しています。


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