教員・研究スタッフの詳細
工学研究院長・工学府長・工学部長

日野伸一/教授 博士(工学)

1952年生まれ
所属研究室: 環境設計材料工学講座
出身高校: 愛媛県立新居浜西高校卒
最終学歴: 九州大学大学院 工学研究科 博士後期課程
専門分野: 構造工学、複合構造、維持管理工学
主な担当講義: 大学院修士課程:複合構造工学、地球環境工学入門、構造力学第二、構造設計施工学、環境都市工学演習

【研究のキーワード】橋(Bridge)、構造物の設計、維持管理

私の専門は、この社会基盤施設の中の「橋」です。橋は遥か昔の原始時代にすでに考え出され、丸太や岩を渓流に架け渡っていたのが始まりです。技術の発展に伴い、強く長持ちする橋、長い距離を結ぶ橋が開発されました。それは、橋に用いる材料や、橋の形式、橋の架け方の進歩によるもので、現在私達が何気なく渡っている橋は、最先端の技術がたくさん詰まっています。
1970 年代の高度経済成長期に日本ではたくさんの橋が建設され、島と島が結ばれ、私達の暮らしは随分便利になりました。しかし、人と同じように、橋も長年使い続けることによって痛んできます。高度経済成長期に建設されたたくさんの橋は40 年近く使われています。そこで、これからも橋を長く安全に使い続けるために、診断(点検)と治療(補修や補強)が必要になります。たくさんの橋を一度に診断・治療することはできませんので、橋に優先順位を付けたり、橋の痛んでいる症状ごとに効果的な治療法を考えるなど、効率的なメンテナンス(維持管理)が重要です。
また、最近では交通量の増大、建設現場の制限(交差点を跨ぐ橋など橋脚の大きさや間隔に制限がある場合)、建設コストの削減で、更に高度な技術が必要となっています。つまり、重い車がたくさん走っても大丈夫な橋や、長い距離を結ぶ橋を、少しでも安く、地震に対しても十分に強いものをつくる必要があるのです。
私は、橋に使う材料の安全性や耐久性や、より合理的な橋の設計、新形式構造の開発、効率的なメンテナンスについて、直面する短期的課題から将来を見据えた中長期的課題まで広範囲にわたり研究活動に取り組んでいます。
私の研究室では、多くの学生が研究活動、ゼミ、研究室旅行など、たくさんのイベントを研究室の皆で真剣にかつ楽しく取り組んでいます。皆、研究室での様々な活動を通じ、人として、社会基盤整備に携わる技術者の一人として逞しく成長し巣立っていきます。
是非、人の暮らしを支える技術者としての第一歩を、私と一生に踏み出しましょう!



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