教員・研究スタッフの詳細

濵田秀則/教授 博士(工学)

1961年生まれ
所属研究室: 環境設計材料工学講座(通称:鉄筋研)
最終学歴: 九州大学大学院工学研究科修士課程修了
専門分野: コンクリート工学、腐食防食工学、社会環境創生学
主な担当講義: 建設材料学、コンクリート構造工学、維持管理工学、構造物設計論

【研究のキーワード】社会環境創生、循環型材料開発、構造物長寿命化

私自身は、自分のことを“ 研究者” とは思っていません。やはり、エンジニア(技術者)であり続けたいと思っています。研究的な仕事をする“ リサーチ・エンジニア” であると同時に、教育的な仕事もする“ アカデミック・エンジニア” であると考えています。
工学の中にも多くの専門分野、例えば、機械、電気、情報、化学、造船、資源、鉄鋼などがあります。私の専門である、土木工学は英語では“Civil Engineering” と言いますが、非常に範囲が広く、他の学科よりも、数学的基礎、物理的基礎、さらには化学の基礎が必要となります。シビルエンジニアの仕事は、社会環境を創生することであり、以前は“ 開発” が主体でしたが、近年では、“ 環境保全”、“ 防災” の占める比重が大きくなってきたと言えます。
私の研究に対する基本的姿勢は、よりよい社会環境の創生に役立つ学問を追及すること、社会全体の幸福に役立つ研究開発を実施することです。具体的には、循環型材料開発、構造物長寿命化を研究の柱とし、良好な社会環境の創生に寄与することを目的としています。また、私の研究室を卒業する学生に望むことは、科学的考察力を備えたエンジニア・技術者に成長して欲しい、かつ、社会の問題を把握し、社会全体の幸福を考えることのできるエンジニア・技術者に成長して欲しい、ということです。
勉強は一生続けなくてはならないものであり、学問に終わりはありません。私自身、まだまだ日々勉強の、道の途中です。私は建設材料の一つであるコンクリートを研究対象の一つとしています。左の写真はコンクリートをダイヤモンドカッターで切断した断面です。石と砂とセメントの構成が“ 美しい” と感じます。皆さんは、どこにでもある灰色のコンクリートのどこが美しいの? と思われることでしょう。この感覚は、数学者が“ 数学の定理は美しい” と表現するのにも通じるところがあります。他の人には無味乾燥に思えるものでも、長い時間をかけて取り組んでいると、本人にしか理解できない奥の深さを感じることができるようになるのだと思います。
“ 厳しさの中に楽しさあり・・” そんな雰囲気の研究室が目標です。


  • コンクリートをダイヤモンドカッターで切断した断面の様子

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