spacer
spacer
title
menu
spacer
titletitletitle
spacer
spacer 水圏持続学講座 spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer矢野真一郎/教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1967年生まれ
arrow 所属研究室: 環境流体力学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻博士後期課程単位取得中退
arrow 専門分野: 環境水理学
arrow 主な担当講義: 流体力学第一、水理学第一








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】水環境保全、沿岸域の流れと水環境、河川域の流れと生態系

arrow 「水」は人間が生きていくためだけでなく、自然界の生物にとっても必要不可欠なものです。将来、地球温暖化が現実となると、非常に多くの「水」に関する問題が発生すると予想されています。例えば、降雨強度の増加に伴う局所的な洪水の発生、海面上昇による高潮・高波のリスクの増大や干潟域の消滅に伴う沿岸生態系の変化、降雨パターンの変化に伴う安全な水資源確保の困難、気温上昇に伴う河川・海洋生態系の変化、などです。また、エネルギー不足、人口爆発、食料不足、少子高齢化、などの社会的状況もそれらに加わり、複合的な原因によるこれまでに無いリスクへの対応が求められています。
spacer これらのリスクを回避するためには、様々な分野における英知を結集した包括的な問題解決へのアプローチが必要になると考えられています。私が専門にしている、「環境流体力学・環境水理学」もその一つであり、水や空気の流れを解析する流体力学・水理学により水環境や大気環境の保全を行うための技術開発や基礎的研究を行っています。現在、有明海問題における潮流が水環境へ与える影響の評価(図1)、水俣湾や地中海における残留微量水銀の動態に関する研究、ダムからの放流量変化が与える河川生態系の応答に関する研究(図2)、などのテーマを遂行中です。将来的には、地球温暖化に伴う河川、沿岸域の水環境変化の予測や、それに対する適応策の検討と評価、また頻繁化が予想される洪水や高潮・高波などの自然災害への適応策が自然環境へ与える影響の評価などを進めていきたいと思っています。
spacer 地球温暖化問題への適応のみならず、これから予想される様々な社会問題は、様々な原因が複雑に絡み合って発生するいわゆる「複雑系」を構成する問題が多くなってきます。研究のみならず、それらに対応できる人材を育てていくことも重要な課題と捉えていますので、私どもの「環境流体力学研究室」においては、学生に複眼的視点で物を考える力を養えるよう教育していく方針をたてています。さらに、色々な人と交流する能力も重要と捉え、現場での一般市民の方々との交流や国際的な交流を積極的に進めるよう努力しています。以上のように、研究と人材育成から社会への貢献を果たしていきたいと考えています。


↑(図1)有明海の潮流観測結果


↑(図2)ダムからの放流量が付着藻類に与える影響の調査

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer島谷幸宏/教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1955年生まれ
arrow 所属研究室: 流域システム工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科 修士課程修了
arrow 専門分野: 自然再生、河川工学、河川環境、合意形成
arrow 主な担当講義: 河川工学、生態工学、技術者倫理、河川工学特論、合意形成演習









spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】災害復旧と河川環境の調和、トキの野生復帰、河川風景デザイン、小水力発電を活用した地域再生


↑2008年佐渡島でトキが野生復帰 トキが住める環境を佐渡島に再生するための研究を行っています。


↑板櫃川 北九州市2006 北九州市街地を貫流する板櫃川、水理模型実験を行いながら九州大学がデザインしました。


↑湿地に侵入した外来魚ブルーギル 自然を再生することを目的に魚類、貝類、甲殻類など河川の生物と物理環境の関係について研究しています。


↑2006年 大水害を受けた川内川の災害復旧のために九州大学で水理模型実験を行い住民が確認しているところ。災害復旧と環境との調和を求めた研究を実施している。


↑地域に根差したエネルギーとして小水力発電が注目されています。小水力発電を活用した地域づくりの研究をしています。

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer橋本典明/教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1956年生まれ
arrow 所属研究室: 沿岸海洋工学研究室
arrow 出身高校: 山口県立萩高等学校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科修了
arrow 専門分野: 海岸工学、海洋工学、港湾工学
arrow 主な担当講義: 地球環境工学入門I、ウオーターフロント工学、海岸環境工学、沿岸海洋工学特論








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】海洋波の観測と解析法、温暖化と沿岸域の防災、沿岸海象の特性解明 に関する研究

arrow わが国は人口や産業が臨海部に集積し、沿岸水面や背後陸域は、古くから多様で高密な利用がなされてきました。一方で、それら沿岸域では台風、波浪、高潮、地震、津波など厳しい自然にもさらされています。こうした沿岸域を賢く利用して行くために、防災・環境・利用およびこれらと深い関わりを有する社会システム等の幅広い視点から、海岸工学・海洋工学・港湾工学の専門性を活かした教育と研究および社会活動を行っています。
spacer 研究は、「沿岸域の防災と海域の環境評価及び利用に関する研究」をテーマとして幅広い研究を行っています。自然環境としての波浪や流れに関する計測・解析技術の開発や、高潮、津波、波浪、流れなどの沿岸海象の特性解明とその予測技術の開発などを行っています。最近では、地球温暖化影響なども含む気象に起因する様々な海象特性の解明と沿岸防災を研究対象としており、特に台風時の高潮・高波の予測技術の開発やそれに関連したテーマを精力的に研究しています。
spacer 教育や研究においては、なぜ学び、なぜ研究するのか動機づけを行うことが重要です。そのためには、社会や自分の置かれている状況を認識し、その中で自らの役割を分析し、理解することが必要です。そして、将来の日本や地域社会あるいは国際社会の発展に貢献できる技術者としての自覚、気概、使命感を養う必要があります。そのような技術者としての自覚、気概、使命感を養うために、学生との対話を大切にしたいと思います。対話に際しては、学生の目線まで降りて付き合うことで、学生の個性を理解し、興味や関心を引き出し、学生の持つ長所を伸ばし、潜在的な能力や可能性を引き出す手助けができるような教育や指導を心がけています。素朴な疑問を大切にし、学生と共に考え、学生自らが答えを導けるように指導していきたいと思っています。実社会においては色々な形で困難が待ち構えていますが、九州大学の学生には、将来の日本と国際社会の発展を担う指導的立場の技術者として、困難に立ち向かって行けるようなやる気と自信、夢とロマンを持てる人材を育成できるような指導を行いたいと思っています。


↑図1 波浪推算処理解析システム


↑図2 波浪推算結果の一例

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer山城 賢/准教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1971年生まれ
arrow 所属研究室: 沿岸海洋工学研究室
arrow 出身高校: 長崎県立長崎南高校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻博士課程修了
arrow 専門分野: 海岸工学
arrow 主な担当講義: 環境都市工学実験第三、環境都市工学演習第一、コアセミナー








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】暴風時海水飛沫輸送特性、新型護岸の開発、地球温暖化

arrow 日本は四方を海に囲まれていて、大都市や人口は沿岸域に集中しています。近年では、海上空港や人工島など、沿岸域の開発は沖合へと拡大をつづけ、将来的にはさらに開発が進むだろうと思われます。沿岸域は物流、漁業、レジャー、観光など多くの産業にとって非常に重要な場所です。
spacer 私の専門である海岸工学の分野では、この沿岸域が研究の主な対象であり、沿岸域での波や流れといった自然現象を解明し、津波や高潮、高波などの脅威から人命や財産を守るための対策を考えたり、海域の環境を保全するための調査や検討をしたり、また、沿岸域を有効に利用するための様々な研究が行われています。
spacer 私は海岸工学分野の様々な課題の中でも特に沿岸防災について研究を行っており、そのうちの1つを紹介します。写真-1は、海が荒れているときに防波堤で波が大きく打ち上がっている状況です。このように波が防波堤や護岸を越える現象は「越波(えっぱ)」と言い、高波による災害です。この写真では沖にある防波堤で越波が生じているため、海水が陸地に直接流れ込むということはありませんが、例えば、海岸沿いの道路などで同じことが起これば、道路が通行止めになることもありますし、ひどい場合には、護岸が破壊され陸域に大量の海水が浸水し、時に人命が失われるような甚大な被害が生じることもあります。また、越波による直接的な被害だけではなく、非常に小さな海水の飛沫が強風によって広い範囲に拡散し、農作物に被害を与えたり、コンクリート構造物などを腐食させたりする「塩害」も生じます(写真-2)。我々の研究室では、現地での観測や波と風を再現できる実験水路を使った模型実験、さらにはコンピューターによるシミュレーションなどを駆使して、海水飛沫の発生メカニズムや風による飛沫の拡散などの現象を解明し、有効な対策の開発に向けた研究を行っています。
spacer 近年、地球温暖化が大きな問題となっていますが、地球温暖化が進むことで、海水面が上昇することに加え、台風が強大化すると言われています。そうなれば、越波や塩害さらに高潮などの災害による被害は、これまで以上に甚大なものとなるでしょう。ハリケーンカトリーナによる高潮災害は記憶に新しいと思います。我々の研究室では、地球温暖化の影響を見据えた沿岸防災技術の発展に資するための調査研究に力を注いでおり、先に述べた越波や塩害の研究もその一環として行っています。


↑写真-1 防波堤での波の打上げ


↑写真-2 塩害による被害

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer清野聡子/准教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1964年生まれ
arrow 所属研究室: 生態工学研究室
arrow 最終学歴: 東京大学農学部水産学科卒業、東京大学大学院農学研究科水産学専攻修士課程修了、同総合文化研究科広域科学専攻中退。農学修士(水産学)、博士(工学)
arrow 専門分野: 生態工学、水産環境保全学、河川・海岸の環境保全学
arrow 主な担当講義: 生態工学(学部・大学院)、Ecological Engineering(学部・大学院)、少人数セミナー(学部1年)








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】生態工学、環境保全、河川・海岸、生物多様性、漁業

arrow 工学部で生態系の研究??と思われるかもしれません。土木工学は、英語ではcivil engineering(市民の工学)と言います。社会が要請する世界をつくる学問で今までは開発が中心でした。現在は、自然破壊や資源枯渇をさせない自然と共生する持続的な社会が求められています。豊かで安全で安心な「人間の生息地」を開発の時代にできた技術は、実は、自然環境や生態系を守るためにも役立つことがわかってきました。そこで私のような生物系の教育を受けた教員もいるのです。生態系保全では、逆説的なようですが生物そのものの研究よりも、人間社会をどうするかが最大の解決の道です。
spacer 現場主義をモットーに、フィールドワークを中心に、海岸・河川・沿岸の生態工学を行っています。研究テーマは、干潟や砂浜の生物の生物多様性・生息地の保全や再生、流域の水資源管理と地域社会、環境計画やアセスメントの法制度、漁村の地域計画など、海や川の環境に関する多様な分野が対象です。共同研究は、大学や研究機関の研究者だけでなく、NPO、NGO、民間技術者など多様な研究パートナーと新しい工学を目指しています。自然環境や生態系と人間が共生していく社会づくりを目指しています。
spacer 現在の主なテーマは以下です。
・生物多様性保全と海洋保護区の計画・設定・管理
・ダム建設による河川環境と地域社会の変化と、流量増加による河川環境と漁業の再生
・東アジアの海岸漂着物と環境教育
・島嶼における「地域知」にもとづく自然資源の持続的利用
・砂浜の侵食と生態系・地域社会の変化
・沿岸域の自然再生計画の立案、実施、社会システムの形成
・カブトガニなど干潟・河口域の希少生物の生息地の保全と管理
spacer 九大伊都キャンパスは、森・川・農地・都市・海の全部が揃っている絶好のフィールドです。日々そこでセンスを磨きつつ、北海道から沖縄までの国内、アジア・太平洋の調査地の研究も行うのが目標です。
spacer 生息地を調べ、地域を訪ねて人々と話し、実務の世界も垣間見て、足元から問題解決をしていく、明るく元気で熱心な学生さんを待っています。海や川、生物や人が好きという動機でも大丈夫です(実は私もそうでしたから)。

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer田井 明/准教授 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1981年生まれ
arrow 所属研究室: 環境流体力学研究室
arrow 出身高校: 高松工業高等専門学校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学府海洋システム工学専攻博士課程修了
arrow 専門分野: 水理学
arrow 主な担当講義: 環境都市工学演習第三








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】水の流れ、沿岸海洋、河川、現地観測、データ解析、数値シミュレーション

arrow 現在、多くの海や川では水質の悪化や漁獲量の減少が生じており、深刻な社会問題となっているところもあります。
spacer さらに将来の水環境は、気候変動により水温上昇、海面上昇、降雨パターンなどの変化を通して、著しく劣化する可能性が指摘されています。
spacer そこで、その解決のために高精度な将来予測が喫緊の課題となっています。
spacer しかし、沿岸海洋は皆さんの生活している陸域と外洋との中間に位置しているため、 気候変動の影響も大きくかつ複雑に生じるため、影響予測は他の場所に比べても非常に難しいのが現状です。
spacer そこで、私は、過去に生じた環境変動に注目し、その時に生じた沿岸海洋における水環境応答特性を解明・モデル化することで、信頼性の高い将来を予測を行うことを目指しています。
spacer 現在、下記の写真のように現地観測、データ解析、コンピューターシミュレーションを駆使して研究を行っています。
spacer また、沿岸海洋や河川の複雑な水環境を解明するために専門分野の異なる研究者との共同研究も積極的に行っています。


↑現地観測の様子(奄美大島)


↑災害調査(H22年度九州北部豪雨)

spacer
spacer
spacer spacer
photo
spacer林 博徳/助教 博士(工学)
spacer spacer
arrow 1979年生まれ
arrow 所属研究室: 流域システム工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学府都市環境システム工学専攻博士後期課程単位取得中退
arrow 専門分野: 自然再生、河川工学、河川環境、合意形成
arrow 主な担当講義: 環境都市工学実験A、環境都市工学演習第一、コアセミナー








spacer
spacer spacer
spacer研究内容
spacer spacer
arrow 【研究のキーワード】河川、自然再生、景観、イシガイ目二枚貝、住民参加、合意形成、流域治水

■研究の姿勢
私は、自然環境と人間社会が良好な関係のもと共生できる川づくりを実践したいと考えています。そのために必要な手法・技術を確立するために、以下のような研究活動に取り組んでいます。一緒に素敵な川をつくるために汗をかいてみませんか?

■研究例@:住民参加の多自然川づくり

↑福岡県福津市を流れる上西郷川において住民参加の多自然川づくりに取り組んでいます。九州大学がプロジェクトの運営および河川環境のデザインを行いました。住民参加での計画立案手法および合意形成手法、瀬淵環境の再生手法などについて、プロジェクトとリンクした実践研究を行っています。


↑地域住民の方々とのワークショップでは、ファシリテータを務めています。模型を用いることにより、川の形の細部まで議論して計画案を作成しました。現在も、維持管理体制の在り方や、川におけるイベント等について話し合いを継続中です。

■研究例A:イシガイ目二枚貝を指標とした氾濫原環境の再生手法に関する研究

↑イシガイ目二枚貝の一種ヌマガイ。河川氾濫原環境の指標種であり、全国各地で生息地・生息数が激減しています。氾濫原環境を再生することを目的として、イシガイ類の有する水理特性と、生息場所の物理環境等の関係について研究しています。

spacer
spacer
spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer spacer
spacer
credit