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spacer 水・資源循環システム学講座 spacer
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spacer久場隆広/教授 博士(工学)
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arrow 1963年生まれ
arrow 所属研究室: 都市環境工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 環境工学
arrow 主な担当講義: 環境基礎学、環境保全学、生態工学、水質変換工学








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】微生物学的廃水処理、水環境保全・創造

arrow 地球が1mの球だと仮定すると、淡水量はスプーン1杯にも満たず、如何に水が貴重な資源であるかが分かります。都市環境工学研究室では、都市生態系といったマクロスケールから微生物生態系といったミクロスケールまでの広範な視点により、環境浄化・総合水管理・廃水処理といった各種の技術を用いて水環境の総合的な保全に取り組んでいます。
spacer 水環境を取り巻く状況は年々厳しくなっており、水の量的不足の問題に加えて、質的な劣化の問題が大きくなりつつあります。世界では安全な水を確保できない人々が10億人以上にのぼり、また、トイレなどの基本的な衛生施設を持っていない人々が20億人以上にのぼると云われています。特に、その60〜70%以上をアジア・太平洋地域が占めていることから、2007年12月に大分県別府市で「第1回 アジア・太平洋水サミット」が開催された訳です。水無しにはヒトを含むあらゆる生物は生きてはいけません。特に、近年の水を取り巻く状況として気になることは、本来、社会的・文化的な公共財であるべき水が単なる必需品としての経済的財物と見なされ、水の確保や水へのアクセスといった基本的人権が途上国の貧しい人々から奪われていることです。アナン元国連事務総長は、”No water, no future.”と訴えています。21世紀はまさに「水戦争」の世紀となりつつあります。
spacer 水環境は、水質・水量・生物・底質・水辺・景観など多様な要素から構成されていますので、それら水環境の全体が保全される必要があります。そのためには、水環境や水循環を俯瞰した統合的流域水管理の手法を構築しなければなりません。さらに、水環境を保全し、水循環を再生するためには、下水処理場と云った地域水施設の果たす役割が重要になってきます。
spacer さて、私は現在、主に、微生物を使った生物学的な廃水処理を研究しています。バイオテクノロジーの一つで、従来の廃水処理技術を一歩進めた高度処理と呼ばれる技術を開発しています。汚れた廃水をきれいにして水環境に戻してやることで、健全な水循環を再生し、水環境を保全したり、新たな水環境を創造することを目指しています。詳しい研究内容については、研究室のホームページを是非見てください。http://www7.civil.kyushu-u.ac.jp/toshi/index.html


↑バイオリアクターの微生物生態系や遺伝子工学的能力の解析


↑水量・水質・豊かな水辺の空間の総合的管理・保全・創造

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spacer島岡隆行/教授 博士(工学)
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arrow 1958年生まれ
arrow 所属研究室: 環境都市部門環境制御工学研究院
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科水工土木学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 環境工学、環境システム工学、廃棄物工学
arrow 主な担当講義: 環境システム学、廃棄物処理工学









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】循環型社会、廃棄物の循環資源化、東アジア環境問題

arrow 身の回りの大量な物質は、経済的に価値のない不要な廃棄物になってしまいます。この廃棄物は、ごみ捨て場(廃棄物埋立地)からのメタンや二酸化炭素の発生、海洋への投棄、有害な廃棄物の国外への持ち出しなど、地球環境問題と深くかかわっています。また、いずれや地下資源、エネルギー資源は枯渇してしまいます。これの背景から、廃棄物の発生抑制、再使用、そしてリサイクルを基調とした循環型社会の構築が各方面で推し進められています。
spacer その様な中、有害廃棄物の環境影響評価、廃棄物の土木資材等への資源化技術の開発、安全・安心な廃棄物の埋立処分技術の開発、自然災害(地震、水害など)に伴って発生する膨大な災害廃棄物の対策方法等の研究を行っています。多くの問題、課題を抱えながら、廃棄物にまつわる教育、研究を専門に行っている我が国でも数少ない大学の研究室です。また、経済発展著しい東アジアからの勉学に熱心な留学生達とともに、東アジアの環境、特に廃棄物の問題にも取り組んでいます。既に、8カ国からの留学生を受け入れ、巣立って行きました。
spacer 廃棄物は種々雑多なものからなっており、そこに生じる現象の法則性を見つけだし、理論化することは非常に難しいことです。その様なことから、物事の本質を見抜き問題提起できる観察力と思考力、問題解決に向けての情報収集能力、現象の本質を見抜く解析力と洞察力を身につけた人材の育成を、実験、ゼミでの討論、論文の作成等を通して行っています。研究のための研究に満足せず、実社会に、また実現場に適用できる研究の成果を追求しています。社会に出てから、また留学生は母国に戻ってから、今後、益々、混迷を深めて行く社会に対応し、打ち勝って行ける人材の輩出をめざしています。
spacer 地球環境問題、廃棄物問題、資源問題に関心があり、元気のいい、やる気満々の学生達と、待ったなしの地球環境問題の解決に向けて、研究に取り組めることを楽しみにしております。





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spacer中山裕文/准教授 博士(工学)
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arrow 1972年生まれ
arrow 所属研究室: 環境制御工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科都市環境システム工学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 環境システム工学
arrow 主な担当講義: 環境計画論、確率統計









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】環境と経済、廃棄物、リサイクル

arrow 研究内容: 現在、私が所属する環境制御工学研究室では、持続的社会への移行を目指し、ハード・ソフトの両面から資源循環促進、廃棄物の適正処理に関する技術開発と合理性評価のための研究を行っています。私が行っている研究は、主としてソフト面からのアプローチであり、例えば、自治体や企業の環境保全活動のコストや効果を把握する「環境会計」というテーマがあります。環境保全にどれだけのお金を使っているのか、それは有効に活用されて効果を発揮しているのか?といった内容です。他方では、土石系(非金属鉱物)資源とよばれる、特に建設資材を中心とした物質の流れを把握しようとする「土石系資源の物質フロー分析」という研究があります。現在、わが国では年間約19億トンもの資源や製品が投入されていますが、そのうち約半分は土石系の資源であり、このことが環境に与える影響は非常に大きいと考えられています。どうすれば投入資源の量を少なくすることが出来るのか、また発生する廃棄物をうまくリサイクルするにはどうすればいいのか、環境面と経済面から考えていく研究です。
spacer 学生へのメッセージ: 「環境の世紀」と呼ばれる21世紀においては、技術だけでなく、経済、社会との関連において総合的、体系的に環境問題を捉えることのできる人材が求められています。なぜなら、環境問題を構成する要素は、自然、人間、資源、技術、経済等があり、各要素間の関係を解明し、要素全体をシステムとして捉えることで、複雑な現象を体系的に分析することが、環境問題の予防・解決のために必要だからです。このため、地球環境工学は、多岐にわたる学問の境界領域に位置しており、本学科の研究・教育内容は、様々な理論や分析手法を習得できる構成となっています。特に、4年生で取り組むことになる卒業研究では、工学だけでなく、経済学や社会学等の人文科学系とよばれる分野の知識が非常に重要になります。
spacer 九州大学地球環境工学科の学生さんには、環境問題を取り巻く複雑なシステムの中で現象の本質を見抜き、問題解決に向けた方策を提起する方法を学び、優れた解析力と洞察力を有する人材として、今後の社会で活躍してほしいと考えています。


↑中国の廃棄物処分場における現地調査


↑衛星リモートセンシングによる廃棄物管理

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spacer広城吉成/准教授 博士(工学)
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arrow 1962年生まれ
arrow 所属研究室: 水圏環境工学研究室
arrow 出身高校: 山口県立光高等学校
arrow 最終学歴: 九州大学工学部水工土木学科卒業
arrow 専門分野: 地下水環境学、水資源工学
arrow 主な担当講義: 上下水道工学、水の科学、地下水環境システム論








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地下水汚染、水質分析、予測・再現モデル

arrow 綺麗な水も淀んでしまうと水質が悪くなります。雨も降りすぎれば洪水になりますし、降らなければ水不足(渇水)になります。また、地球温暖化によって海水面が上昇すると平野が海になり、人々が住むところが減少しますし、台風によって高潮になりやすくなります。真水の地下水も海水面が上昇すると利用できる地下水が内陸側にどんどん後退します。私の学科は、当時は水工土木学科といって土木のなかでも水に関係する研究をしていました。今、私が担当している講義は、飲み水の上水道、トイレ排水などを処理する下水道、飲み水を確保するための地下水などライフラインと呼ばれる非常に重要な部分を担っています。
spacer 最近は、地球温暖化による異常気象が頻繁に見られるようになりました。一時間のうちに100mmもの雨が降り、川の水かさが急上昇して遊んでいた子供が流されたり、下水管の改修工事中に大雨が降って作業していた人が流されるといった災害が起きています。川の水も地下水もいずれは海に流れます。ですから洪水の時は、一気に海へ流すのではなく、渇水時に備えて水を蓄える(ウォーターバンキング)工夫をして、洪水の流量を減らし、その分をゆっくり地下水にしてあとから使えるようにできる仕組みを提案したいと考えています。また、下水処理水も重要な水資源と考えることができます。普通は処理水も川や海に流すのですが、減反などで水田が休耕田になっているところに下水処理水を入れて、地下へ浸透させるのです。その際に、下水処理水が微生物などによって窒素などが消失すれば、その水を農業用水として使えるかもしれません。少し専門的な言葉になりますが、地下水の水質形成機構(降った雨が地下に浸透してどうしてミネラルウォーターになるの?)、災害時の上下水道の水量・水質管理(地震が起きて上水道、下水道が壊れたら?トイレに行けなくなっちゃう)、地下水中の汚染物質輸送特性(ヒ素などがどのようにして地下水中を流れながら水質が変化するの?)など、私はこれからも健全な水循環系(地下水、河川、降雨)を創っていくために、それらに関する実証・解析・提案する研究を続けたいと考えています。





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spacer西山浩司/助教 博士(工学)
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arrow 1968年生まれ
arrow 所属研究室: 環境都市部門水圏環境工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院理学研究科物理学専攻(地球物理学コース)修士課程修了
arrow 専門分野: 気象学、気象予測技術、気象制御技術
arrow 主な担当講義: 環境都市実験第三、環境都市工学演習第一、創生型科目コアセミナー、都市大気水循環論








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】降水制御技術(人工降雨)、気象予測技術、豪雨・渇水に関する研究

arrow 人工降雨の研究
spacer 雨を人工的に降らせるなんて本当にできるのか?答えは、YESです。しかし、実用化に至るレベルまでには達していません。いつになるかわかりませんが、将来の水資源対策に利用可能な技術として受け入れてもらうために、試行錯誤を繰り返しながら研究に励んでいます。これまで、防衛大学やユタ大学(USA)の研究者と共同で研究を進めてきました。私たちの方法は、−90度の液体の二酸化炭素を1km程度の薄い雲に撒布して、降雨を引き起こすという方法です。この方法で、北部九州で降雨を引き起こすことに成功してきました。図1の降雨域は、そのうちの一つで、2008年1月17日、佐世保市の依頼で行われた実験で発生した人工の降雨域です。しかし、水資源となりうる大量の水を確保できるほどの成果はまだ得られていません。どうすれば、実用化に至るのか?この難しいテーマに挑んでいくことが今後の大きな仕事です。

気象予測の研究
spacer 最近、豪雨災害が多くなっていることが深刻な社会問題になっています。豪雨はどのような条件で発生し、どのような災害を引き起こしてきたのか、そして、今後、温暖化の影響で豪雨の状態・それに伴う災害はどうなるのだろうか?これらの点を研究するのが、もうひとつの研究テーマです。この研究の一環として、一体どんな気象状態が、豪雨や渇水を引き起こすのか、人工知能技術を使って調べています。図2は、豪雨を引き起こす気象パターンと診断された日の気象状態です。湿った空気が九州に流入している様子を示しています。このような研究以外にも、地球規模の豪雨・渇水特性や、地球温暖化データを使った研究(将来の豪雨・渇水はどうなるの?)も行っています。

学生へのメッセージ
spacer 私の行っている研究は、気象という純粋なサイエンスを世の中の役に立つ分野に生かそうという研究です。そのため、分野に関係なく、いろんな知識を吸収し、行動する積極性が必要です。例えば、地球温暖化のような地球上の重要な問題は、いろんな分野の知識と現状を理解しなくてはなりません。そう考えると、私が所属する土木という学問は、自然現象と切っても切れない関係にあります。その意味で、サイエンス、エンジニアリングという枠にとらわれずに学ぶ態度が重要になってきますね。


↑図1 佐世保市北部を南下する人工の降雨域


↑図2 豪雨が起こると診断された日の気象状態

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spacer小宮哲平/助教
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arrow 1978年生まれ
arrow 所属研究室: 環境制御工学研究室
arrow 最終学歴:九州大学大学院工学府都市環境システム工学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 廃棄物資源循環学
arrow 主な担当講義: 水の実践教室、プログラミング演習








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】廃棄物の適正処分、廃棄物の循環資源化、災害廃棄物処理

arrow 廃棄物は人間活動に伴い必ず発生するものであり、その適正処理及び循環資源化は世界中がかかえている問題です。また近年頻発している自然災害においては短時間で大量の災害廃棄物が発生し、被災地の早期復興のためにも災害廃棄物を迅速かつ円滑に処理する必要があります。私は、焼却処理された廃棄物(焼却残渣)の有効利用(セメント原料化、水素エネルギー回収)に関する研究、埋立処分された廃棄物の早期安定化(無害化)のための埋立工法に関する研究、発展途上国を対象に有機物主体の廃棄物埋立地における環境負荷低減(温室効果ガス排出抑制、浸出水の水質改善)に関する研究、災害廃棄物処理の適正化に関する研究を行っています。研究では、物理・化学的な分析、実験、現地調査に加え、物質挙動の数値シミュレーション、地表情報(衛星画像、ドローン画像)解析、内部可視化技術(X線CT法)による解析も行っています。






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