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spacer 地盤学講座 spacer
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spacer安福規之/教授 博士(工学)
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arrow 1958年生まれ
arrow 所属研究室: 地盤工学研究室
arrow 出身高校: 兵庫県立長田高校
arrow 最終学歴: 山口大学大学院工学研究科修士課程土木工学専攻修了
arrow 専門分野: 土と地盤の力学、地盤の補強、地盤の支持
arrow 主な担当講義: 地盤力学第一、地盤力学第二、地球環境工学演習








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】土と地盤の力学、砂漠地の地盤学、地盤の補強技術

arrow 「私の専門は地盤工学です」というと、「地盤工学」ってどんなことをするのですか?と聞かれることがあります。そんな時、私は「土や地盤の役割を工学的な視点から理論的、実践的に考えるための学問です」と通常、応えています。もう少し知りたいという方は、メールやオープンキャンパス等で気軽に問い合わせてください。
spacer 私が、大学教員としてこの専門分野を生業として一生やっていこうときめた理由は、いくつかあるように思いますが、もっとも大きな要因は、私の先生との出会です。先生の授業や研究への取り組みがとても魅力的で面白いと思ったのです。毎週、毎週、土の不思議や面白さを理論的な視点や実践的な立場から説いてくれました。私はそれに惹かれてしまいました。結構、単純な理由なのです。皆さん、人との出会いはとても大切ですよ。
spacer 私の教育活動は、工学部での講義・演習、大学院での講義、卒業および修士論文の指導、博士課程の学生の指導、担任としての学生との関わり等を通して行っています。4 年生になると、学生は研究室に所属して卒業研究を行ないます。そこからが本当の意味での双方向のお付き合いの始まりです。私の研究室では、個別の研究打合せ、実験の指導、ゼミおよび検討会などを定期的に行っています。これらを通して、学生に基礎学力の習得と主体的に学ぶことの楽しさ、それと共に深く考えることの大切さを味わってもらえるよう努めています。
spacer 私の所属する研究室では、地盤に関わる工学的諸問題について、理論と実験、基礎と応用の両面からの研究を行っています。具体的には、「地盤とそれを構成する土の力学」、「地盤を改良・補強する技術」、「地盤災害を予測し、防止・軽減するための技術」、「杭や矢板など基礎工の高度化技術」、「廃棄物を地盤材料として再資源化する技術」、「地盤環境を保全する技術」、「地盤工学のニューフロンティア」をキー・センテンスとするものです。世界に向けて質の高い情報を発信したという思いや、多くの方々が世界中から集まってくるような研究室にしたいという思いで、スタッフ、学生と力をあわせて、継続的でかつ組織的に取り組んでいます。キーワードは、チーム力です。


↑中国内陸部の半砂漠地帯の様子 -薬用植物の甘草(カンゾウ)が自生している。

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spacerハザリカ ヘマンタ/教授 博士(工学)
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arrow 1968年生まれ
arrow 所属研究室: 地盤工学研究室
arrow 出身大学: インド工科大学(IIT), Madras, インド
arrow 最終学歴: 名古屋大学大学院工学研究科博士課程 地圏環境工学専攻
arrow 専門分野: 地盤工学, 地震地盤工学
arrow 主な担当講義: 力学基礎・同演習, 地盤力学,建設都市工学演習









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地盤改良・補強技術, ローカーボン地盤構造, 耐震補強, 構造物と地盤の動的相互作用

arrow 私の研究には(1)理論と実験・実務の統合(2)産・官・学の連携(3)地域に役立つ研究および(4)国際社会に役立つ研究の4つの柱があります。科学技術の進歩と建設業界の発展を大きな目標として日々研究を行っています。
主な研究課題は以下のとおりです。
□地盤改良技術
□廃棄物有効利用による人工地盤材料の開発およびそれらの材料特性
□改良地盤材料の動的特性
□地盤改良に伴う周辺地盤への環境負荷調査方法
□土構造物の耐震性能
□斜面安定技術
spacer 地震学者たちは、首都圏直下型地震, 東海,東南海,南海大地震などがいついかなるときに起きてもおかしくないと予測しています。中央防災会議は、予測されるこれらの地震による社会基盤の被害を出来るだけ少なくするため、適切な防災対策の必要性を緊急の課題としています。一方, 車社会の発達に伴い、日本では毎年人口にほぼ匹敵する本数の廃タイヤが発生しています。廃タイヤのリサイクルは大部分がサーマル・リサイクル(焼却して燃料に利用)で、そのCO2発生量は地球環境に悪影響を与えています。これをCO2排出量が約1/4になるマテリアル・リサイクル(材料として再生利用)へ転換することが必要です。廃タイヤを裁断したリサイクル品(タイヤチップ)を建設材料として再利用し、その優れた特性(圧縮性、耐震性、免振性、耐久性および断熱性)を活用する技術の確立が現在の研究テーマの一つです。
spacer タイヤチップ(写真を参照)を構造物の基礎地盤に利用することにより、地震時の被害を防ぐ新工法の開発を試みています。構造物の耐震補強工法の開発に廃棄物の再利用としてタイヤチップを基礎構造の周辺に導入し、資材のリサイクル面にも配慮した構造物の設計・施工法の提案を目指しています。本耐震補強工法は、耐震性評価手法の信頼性向上と防災に適した構造物の整備手法の提案を目指すものであり、地震時には基礎地盤の液状化防止にも有効な工法です。廃タイヤは世界中で広く入手できるので、本技術は世界各地でグローバルに導入可能であるという発展性を有しています。私たちが存在するかけがえのない地球の環境へ配慮するこの新耐震補強工法を推進したいと考えています。
spacer 教育は,工学部での講義・演習,大学院での講義,卒業および修士論文の指導,博士課程の学生の指導等を通して行っています。また、国際的な考え方の教育も今の時代に相応しいと思います。国際的な活動の経験に基づいた教育は、これから国際レベルで競争していく学生に非常に大切であると私は思っており、そういったチャンスを学生に与えられることに重点おいて教育指導を行っています。さらに、グローバル30(G30)プログラムの一教員として教育企画等大学教育の国際化に力を入れています。

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spacer三谷泰浩/教授 博士(工学)
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arrow 1966年生まれ
arrow 所属研究室: 地圏環境工学研究室
arrow 出身高校: 福岡県立城南高校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科修士修了
arrow 専門分野: 岩盤工学、地理空間情報学
arrow 主な担当講義: ジオ・インフォマティックス、地盤基礎工学








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地圏環境,地理空間情報,地理情報システム(GIS),防災

arrow 地圏とは、我々の生活圏である地表をとりまくその周辺を意味します。我々は、地表を基盤とした社会で生活しています。各種構造物が地表の上に建設されており、様々な利用がされています。山、河といった自然の営みも地表の上に多くの痕跡を残しています。人は、さらに地面から下、いわゆる地下にまでその手をのばしており、大都市圏の地下利用、地下のエネルギー貯蔵施設など、地表から地下深部までのいわゆる地圏の開発・利用が盛んに行われています。
この地圏の開発・利用には、地表を覆う構造物、地圏を構成する土や岩などの特徴、性質などを工学的に評価する技術が必要となります。また、地表で行われる開発によって地圏を取り巻く自然環境、社会環境が大きく変化することから、これによる影響が我々の生活にどのような影響を及ぼしているか、評価する技術も必要となります。これまで、土木工学における個別の要素技術は飛躍的に進歩してきました。しかし、環境問題は、学際的な領域にまたがる問題です。これを解決し、具体的な対応策を提示するためには、個別の技術だけでは解決できず、様々な技術を統合し、総合的な見地から問題をとらえ、解決の糸口をつかんでいくことが重要となります。
spacer 地圏を取り巻く環境、いわゆる地圏環境には、まだ、未解決の課題が山積しています。これまでにも地盤沈下、地下水系の変化、土壌汚染、斜面災害など、著しい被害を与えた例は数多くあります。地圏環境問題は、兆候の感知が難しく、長期間の後に現れ、復元が困難なケースが多いのが特徴です。したがって地圏環境を開発・利用する行為に対して先見性をもって、計画、建設、維持管理、廃棄の各段階で周到、適切な監視や対策を行うことが肝要となります。
spacer そこで、望ましい環境創出のための新しい地圏環境システムの体系の確立を目指した研究を「自然を知ること」「環境の情報を得ること」「環境を分析すること」「環境の再現・予測」といった観点から行い、地圏の開発・利用のあり方、さらには、これらが自然環境、社会環境に及ぼす影響を総合的に評価して、環境と調和した開発、建設技術のあり方について最新の情報技術である地理情報システム(GIS)を積極的に活用し、情報技術を活用した研究を行っています。


↑掘削に伴うトンネル周辺の水収支解析および湧水量予測


↑大規模ダムの上流域における濁水発生要因の評価

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spacer陳 光斉/教授 理学博士
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arrow 1957年4月5日生まれ
arrow 所属研究室: 防災地盤研究室
arrow 出身高校: 武漢市李集高校
arrow 最終学歴: 東京大学大学院理学系博士後期課程修了
arrow 専門分野: 防災地盤学、地球惑星物理学
arrow 主な担当講義: 数値解析学、災害リスク学









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】リスクマネジメント、地球温暖化、数値シミュレーション

arrow 社会が成熟するにつれ,また,豊かになるにつれて,災害リスクや危機管理への対応は,ますます重要な社会的課題となっています.「阪神・淡路大震災」や「ニューヨーク同時テロ事件」は,リスク管理が待ったなしの状況であることを世界に突きつけた特筆すべき出来事でした.
spacer 私が、リスクマネジメントの実用技術を開発して、各種の自然災害のリスクを適切に評価し、最適な対策工を提案することにより、高効率・効果的な防災技術を確立する研究を展開しています。また、得られた成果を生かして、政府や自治体の防災計画への助言と共に、地域住民とのリスクコミュニケーションを通して、災害時の避難の効果を向上させることを目指しています。
spacer 地球温暖化に起因する異常気象変動に伴う集中豪雨と大規模地震が複合的に作用した場合,社会基盤施設に対してどの程度の被害をもたらすのか,また,ライフラインの機能を維持させるために必要な適応策としてどの程度の対策費用が必要なのかを評価します。また、脆弱でリスクの高い地域を特定し,経済的損失評価を行うとともに,リスク低減効果と対策費用を定量的に算定し,効果的な対策工法を選択するための評価指標を確立します。政府の温暖化対策に有用なデータを提供できるような研究を行っています。
spacer 研究方法としては、地理情報システムGIS技術やリモートセンシング技術などを取り込み、独自開発したソフトウェアによる災害発生過程を数値シミュレーションし、災害の発生確率や、災害が発生したらどうなるか、具体的な経済損失を評価します。
spacer 防災に興味がある学生諸君、ぜひ一緒に楽しい研究をやりましょう。

略履歴: 1993年に東京大学大学院理学系博士後期課程修了後、基礎地盤コンサルタンツ株式会社へ入社(主任研究員)、1997年4月に京都大学工学研究科土木系講師採用、2000年4月に九州大学工学研究院建設デザイン部門助教授(准教授)昇任、2012年2月に同教授昇任、2012年4月に九州大学基幹教育院教授に配置換(工学府と工学部の教授も併任)へ、現在に至る。
趣味:テニス、水泳、囲碁


↑斜面崩壊に関する一連の研究


↑トンネル、ダムおよび斜面崩壊における数値シミュレーション

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spacer笠間清伸/准教授 博士(工学)
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arrow 1973年生まれ
arrow 所属研究室: 防災地盤工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究科建設システム工学専攻修士課程修了
arrow 専門分野: 地盤工学
arrow 主な担当講義: 環境・都市工学実験第一、環境・都市演習第一









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】防災地盤、災害リスク、土のリサイクル

arrow 私たちが住んでいる地球上では、古くから地震、津波、火山噴火、洪水、台風、土砂くずれ、大火災などの災害に見舞われてきました。最近では、写真のような中国四川大地震などの大災害が世界各地で頻発し、私たちの生活は常に災害の脅威にさらされています。災害を未然に防ぎ、災害による被害を最小限に抑えるための防災学は、私たちが安心・安全な暮らしをするのに不可欠なものです。地震や津波が、なぜおこるのか?火山噴火で何が起こるか?住宅やビルは、どんな壊れ方をしたか?土砂くずれは、どうして起こるのか?河川はどうなるとあふれるのか?自分の住んでいる地域で過去に災害が発生していないか?災害に強い都市は、どうやって創れるのか?災害列島日本を生き抜くために、何が必要か?
spacer これら疑問を解決するために、防災地盤工学研究室では、災害現象を理解し被害予測するための理論を学び、災害に強い都市デザインに関する知識を習得します。これらを活用して、災害に関するエキスパートを養成し、災害発生を予測できるリアルタイム災害警報システムの構築や被害を低減するためのリスクマネージメント手法の提案などに関する以下のような研究に取り組んでいます。写真では、一例として福岡市の液状化危険度マップを示しています。
1)災害に強く環境に配慮した新しい地盤材料の開発に関する研究
2)地盤の揺らぎ・バラツキに着目した新たな液状化防止策に関する研究
3)地震時における液状化・斜面災害リスクマネージメント手法に関する研究
4)台風・高潮による海洋構造物の安定性に関する研究
5)九州地方の台風に起因した経済損失予測に関する研究
6)地理情報システムを用いた新しい福岡市の液状化リスクマップの提案
spacer さらに、写真で示す地盤の液状化の再現実験装置を使って、地域の小・中・高校生や地域住民の自然災害に対する危機意識の向上や最先端の防災技術・研究の広報に努めています。
spacer これら教育・研究活動を統合し、最終的には、災害が発生しても安心して生活できる災害に強い社会を、創造することを目的としています。私たち、友人や家族が、安心して安全に生活していくために、災害や防災に関することを勉強し、災害に強い都市づくりを一緒に目指しませんか!


↑四川大地震で倒壊した映秀鎮の中学校


↑福岡市の液状化危険度マップ



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spacer石藏良平/准教授 博士(工学)
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arrow 1979年生まれ
arrow 所属研究室: 地盤工学研究室
arrow 出身高校: 愛光高等高校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学府建設システム工学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 地盤工学
arrow 主な担当講義: 環境都市工学実験A・B,環境都市工学演習三









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地盤改良・補強技術,粘性土の力学,地盤材料の開発,土構造物の耐久性

arrow 私の専門は「地盤工学」です.土や地盤は,構造物を支える機能だけでなく,水分の保持・発散機能や,汚染物質の浄化・緩衝機能,地震外力等の低減機能などを有し,人々が生活するために必要な様々な役割を担っています.
spacer 今,世界が直面している環境問題や自然災害に対処するためには,これらの機能を最大限に活かした,しなやかな地盤技術を開発することが重要であると考えています.
spacer 私はこれまで,「軟弱地盤」と「地盤改良」をキーワードに研究を行ってきました.
spacer 我が国は,平野部を中心に発展してきましたが,平野部には軟弱地盤が広く分布しており,地盤改良技術は避けては通ることができない重要課題として発達してきました.
spacer 近年,発展めまぐるしいアジア諸国においても,軟弱地盤への対応は重要な技術課題であり,工学的に解決すべき問題が未だにたくさん残されています.

現在,私が主に取り組んでいる研究テーマは次のようなものです.
1)軟弱地盤の沈下予測と性能規定型の新しい地盤改良技術の開発
spacer 軟弱地盤地帯や埋立地に構造物を建設する際の地盤沈下を予測する方法や,地盤環境への影響を極力少なくできる地盤改良技術の開発を行っています.
2)産業副産物の地盤工学的有効利用
spacer 自硬性を有する材料(高炉水砕スラグなど)を中心に,産業副産物を地盤材料として有効利用するための基礎的研究を行っています(共同研究).
3) 土構造物の長期耐久性と維持管理
spacer 近年,土構造物の経年劣化に伴う強度低下により,その安定性が懸念されています.また,土構造物の適切な施工管理や長期的な安全診断技術は確立されていません.
spacer 固化処理土を対象として,劣化メカニズムの解明と劣化診断方法を確立し,耐久性固化処理土の開発を目指しています.また,盛土を対象として,より簡便で合理的に施工管理・安全診断できる技術の開発を行っています.

spacer 所属する研究室では,国際性,専門性,自主性の3つを意識して,学生とのゼミや研究活動に取り組んでいます.グローバル化が避けられない現代だからこそ,人とのつながりは大切です.私自身,これまで色々な人に支えられて今の自分があると実感しています.私の目標は,ネットワークを大切にするとともに,海外に向けて自ら学術的な情報を発信し,世界に通用する研究者になることです.
spacer 一緒に国土を支える地盤の研究をしてみませんか?


↑沈下が継続する沿岸部埋立地


↑地盤環境に配慮した非着底型地盤改良技術

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spacer池見洋明/助教 博士(理学)
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arrow 1968年生まれ
arrow 所属研究室: 地圏環境システム研究室
arrow 出身高校: 私立日向学院高等学校
arrow 最終学歴: 九州大学大学院理学研究院博士後期課程修了
arrow 専門分野: 地盤環境工学、地質学









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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地理情報システム(GIS)、情報共有、地圏環境

arrow 私は、地球環境と調和した開発をキーワードとして、地圏(地表・地下)の環境と人間活動の関わりを地理情報システム(GIS)というツールで表現して、地圏環境に関わる情報・ナレッジ(知)をいかに広く、そして持続的に共有させるか?という研究を行っています。もともと私の専門は地質学、とくに同位体地球化学で、1,500万年前の古第三紀花こう岩の生成と熱水循環から40〜20億年前の太古代の空気中の酸素の生成史まで、人間の歴史が始まるはるか昔の地球環境の研究をこだわって行ってきました。過去を知るということは、未来を考えていくうえでとても重要なことです。私の中で、この考え方は変わっていませんが、最近はGISという面白いツールを手に入れて、様々な地圏環境を情報化して、みんなで共有できるシステム作りの研究に興味が移っています。
spacer 具体的には次のような研究を行っています。
1。新キャンパスの地理空間情報システムの提案
情報基盤は、1つの社会基盤です。大学内に独自の情報基盤を構築して、大学運営の支援となるシステム作りを行っています。
2。ナレッジ(知)共有支援システムの構築
情報とは何でしょう?ナレッジ(知)とは何でしょう?ボランティアによる災害活動、複数の研究者らによるプロジェクト研究、それを支えるのは情報共有とコミュニケーションです。そういったものを支援するシステムの研究を行っています。
3。土地利用の変遷が風水害におよぼす影響評価
昔は、危険な場所には人は住まなかった?開発によって昔は住めなかったところに人がいる?人間活動の歴史を探るため、古い土地利用を分析しています。
4。地表空間の変化の立体的な定量化手法の開発
これまで地図は紙で描かれ、地球の歴史を示す地質図でさえ2次元で表現されていました。GISを使って多次元的な地図を作れないだろうかという研究を行っています。


↑福岡西方沖地震復旧・復興GISプロジェクト


↑Wikiによるナレッジ共有支援システム

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spacer古川全太郎/助教
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arrow 1986年生まれ
arrow 所属研究室: 防災地盤工学研究室
arrow 最終学歴: 九州大学大学院工学研究院建設システム工学専攻博士後期課程修了
arrow 専門分野: 地盤工学、地盤環境工学、土壌学
arrow 主な担当講義: 環境・都市工学実験B、環境・都市演習第二、技術英語、自然科学総合実験








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spacer研究内容
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arrow 【研究のキーワード】地盤と植物の関わり、極地地盤環境、地盤防災

arrow 私は、「地盤と植物の関わり」を工学的に評価する手法についての研究をしています。
spacer 近年、豪雨や干ばつなど、極端な気候・気象条件の中で、「地盤の安定」を保つために、地盤の中や地表に生きる生物の力を借りることは欠かせません。
spacer 私が研究対象にしているモンゴル南部の乾燥地域では、不安定な降雨や稀少な植物の乱獲、家畜の過放牧等による地盤の劣化と植物資源の減退が問題になっています。ここで言う「地盤の劣化」とは、地盤が植生を保つために有しなければならない保水能力や栄養分保持能力を失うことです。一度劣化してしまった地盤は、植生の回復がとても難しいのですが、地表面付近に保水力、栄養保持能力の高い地盤材料を埋設することで植生を維持・回復させることに挑戦しています。さらに、植生がある地域の地盤の水分状態・栄養状態を分析することで、根が生育するために適切な地盤環境を把握しようとしています。
spacer このような砂漠地での調査や実験に取り組んでいる中で、植生の経時的・空間的生長は、地盤の環境によって大きく左右されるということを実感しました。つまり、地盤の水分状態・栄養状態をコントロールすることで、植生を健全に生育させることができるということです。これを、現在日本で問題になっている地盤災害への対策に応用しようと考えています。例えば、植物の根を自然のアンカーとして地中に張り巡らせることにより、豪雨による土砂災害を防ぐことができます。また、重金属や放射能で汚染された地盤に対しては、植生に汚染物質を吸収させることで浄化することが可能です。
spacer 植生が健全に生育するための地盤環境を知るためには、対象となる地域で植物を育てて、地盤環境の変化と植生の生長を経時的・空間的にモニタリングすることが最も確からしい方法なのですが、やみくもに植物を育てても時間と労力・コストがかかります。そこで、事前に「ある期間で、どのような地盤の水分・栄養状態を保てば、どれほど植物が生長するか?」を知ることができれば、効率よく植林・植樹を行うことができると考えています。そこで現在は、植物による水分・栄養分吸収と植生の生長を考慮した地盤環境の経時的・空間的変化をコンピューター上で再現するプログラムの開発に取り組んでいます。このプログラムを利用することで、様々な地盤環境問題を解決するための一つのツールになることを信じています。
spacer 皆さんも建設都市工学コースで、私達の生活を支える地盤環境を守るための研究をしてみませんか?

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